せっかく東京へ来たので、かねてより興味のあった東京下町名物”どぜう鍋”を食べに、浅草にある老舗の「飯田屋」さんへ行ってきました。
ご存知かと思いますが、”どぜう”とはどじょうのことで、江戸時代に浅草駒形で生まれた鍋料理です。定番である”まる(鍋)”というのは、どじょうを丸ごとお酒に漬けこんだ後、甘辛い割りしたで煮込んで、大量の葱と一緒にいただくというものです。
下の写真では葱に隠れて主役のどぜうがほとんど見えませんが、運ばれてきた時は小さな鍋一面にどぜうが20匹くらい…σ(^_^;)
この時点で若干逃げ出したくなりましたが、ここまできたら後には引けません。
葱を大量投入したらビジュアル的には落ち着いたので、葱がしっとりした時点でいざ鎌倉へ!!
ん…? 想像していたプルプルな歯ごたえとは正反対に、全く弾力がなくホワホワと柔らかいです。
柔らかい骨とホワホワ肉とのかなり不思議な食感ですが、大量の葱に助けられながら(笑)美味しくいただくことができました。
”どぜう蒲焼”もいただきましたが、これはプルプルでした。
主役がいなくなった後の汁は、出汁が溶け込んで最高にいい味です。
締めは、これで卵とじを作ってあつあつのご飯にかけていただきました。
日本にはまだまだ食べたことのない面白い料理があるんだなぁ〜と実感した夜でした。
食感がかなり個性的なので好みは分かれるだろうと思いますが、まだ未体験の方は是非一度いかがでしょう〜(^з^)/
帰り道に、仲見世を通って夜の浅草寺にも行ってきました。
初めてですので観光客でごった返している昼間の喧騒を知らないのですが、夜9時頃は人が少なく、ライトアップされた建物が本当にきれいでした。
さらに少し歩いて、隅田川河畔から夜の東京スカイツリーを間近に見ることもできました。