KNEE

膝|治療のご案内

Knee

変形性膝関節症とは、加齢にともなって膝関節の軟骨がすり減ることによって、腫れや痛みが起こった状態をいいます。
65歳以上では半数以上、男女比では女性に多くみられます。
半月板損傷や靭帯損傷といった外傷後の後遺症として、比較的若い年齢でも発症することがあります。

初期は立ち上がりや歩き始め、階段昇降での痛みが出ます。
関節に水がたまることもあります。
徐々に歩行時の痛みや正座やしゃがみ動作の困難さが生じてきます。
進行してくると曲がりにくくなるだけでなく、膝がピンと伸びなくなったり、安静時の痛みを伴うようにもなります。

1 検査·診断

レントゲン検査にて、軟骨のすり減り具合や骨の棘(とげ)、O脚·X脚の程度をみます。
強い痛みがある場合は、骨壊死や半月板損傷などを検索するためにMRI検査を行ったりします。

2 治療

生活指導
歩行時には体重の約3~4倍の負荷がかかっていますので、体重を少しでも減らすことが大事です。
症状に応じて、長時間歩行や階段昇降など、膝に負担のかかる動作を控える必要があります。
床からの立ち上がり動作は負担が大きいため、椅子やベッドでの生活をおすすめしています。
リハビリテーション
運動器リハビリテーションを行うことによって、体幹から下肢全体の硬くて柔軟性が低下している部分をほぐして動きをスムースにします。
筋肉がほぐれてバランスよく筋力を発揮できるようになると膝が安定して痛みが和らぎます。
薬物療法
必要に応じて鎮痛剤や漢方薬、外用薬の処方も行います。
注射療法

関節内へのヒアルロン酸注入を行います。
変形性膝関節症で関節内にたまった関節液には、すり減った軟骨のカスや、それによって誘導された炎症性物質が多く含まれ、本来の関節液の主成分であるヒアルロン酸の濃度が低下しています。
したがって、ある程度たまった不必要な関節液は抜く必要があります。
そして、粘り気のあるヒアルロン酸を補うことで、軟骨の保護·潤滑作用と炎症を抑える作用といった効果が期待できます。
初めは週1回を4~5回連続で行った後、症状に応じて月1~2回の頻度で継続していきます。

ハイドロリリース注射も必要に応じて行います。特に膝内側の腱付着部や神経の通り道に痛みの原因がある場合に有効です。

装具療法
O脚がある場合には足底板という靴のインソールを作製して、歩行時に膝の内側にかかる負担を減らします。
装具の専門業者が足の型取りをして、オーダーメイドのインソールを作製いたします。
もちろん保険適応となります。
手術療法
なかなか痛みが改善せず日常生活に支障をきたすような場合には、O脚を矯正する骨切り術や人工膝関節置換術などの手術療法を検討します。

膝の半月板は膝関節の間にある柔らかい線維軟骨で、膝を安定させ、荷重を分散して軟骨を守るクッションとしての役割をしています。
若年者のほとんどはスポーツで強く捻るなどのケガで損傷しますが、40歳以上になると、加齢による変性によって比較的軽い力でも損傷したりします。

症状としては、膝の曲げ伸ばし動作で痛みや引っかかり感が生じたり、炎症を起こして関節液がたまったりします。
切れた半月板がはさまり込んで急に膝が動かせなくなる“ロッキング”という状態になることもあります。

損傷の形態は、縦断裂、横断裂、水平断裂、バケツ柄断裂、弁状断裂、変性断裂などがあり、損傷形態によっては放置すると関節軟骨を傷めたりすることになります。

1 検査·診断

MRI検査にて半月板損傷を認めれば診断できます。
レントゲン検査では半月板損傷は分かりませんが、軟骨のすり減り具合やO脚の程度を確認します。

2 治療

受傷早期の痛みが強い場合は、一時的にシーネ固定や松葉杖を使って安静にします。
ある程度痛みが落ち着いたらリハビリを行います。
軟骨のすり減りがある場合は、ヒアルロン酸の関節内注入をしばらく行います。
内側半月板損傷でO脚がある場合、膝の内側の負荷を減らすために靴のインソールを作製したりします。

2~3ヶ月治療を行なって、それでもなかなか改善しない場合には手術を行います。
手術方法には、損傷部分を切除する鏡視下半月板部分切除術と、縫合して修復する鏡視下半月板縫合術があり、損傷形態や軟骨の状態、年齢によって使い分けます。

治療のご案内へ戻る

クリニック概要

CLINIC

               RECRUIT                

一人ひとりが活き活きと輝いて働ける職場を、私たちと一緒につくりませんか?
仲間と共に学び合いながら、未来へ向かってチャレンジしましょう!